これはすごいと言わざるを得ない。
新しく異動してきた社員と話してまして、彼のミステリー・サスペンストップ3が
「セブン」「ゲーム」「ユージュアルサスペクツ」らしい。
「ゲーム」は見た覚えが無かったので見てみることに。
パッケ見たらデヴィット・フィンチャー監督やがな。
ゾディアックがいまいちやったもんで印象悪くなってました。
ちなみに「セブン」も同じ監督。
まぁそんなに監督嫌いとか俳優嫌いとかで選り好みしない方なので、
いつものごとくどんなストーリーとかも全く読まずいざ鑑賞。
投資家として成功し富も権力も得た主人公ニコラス(マイケル・ダグラス)。
彼の誕生日に「CRSクラブ」の招待状をプレゼントする弟コニー(ショーン・ペン)。
何もわからずCRSを訪ねたニコラスにされる説明は、
「当クラブは『ゲーム』を提供しています。」
そうして「ゲーム」に巻き込まれていくニコラス。
果たして「ゲーム」の真相は・・・。「ゲーム」は本当に「ゲーム」なのか・・・。
みたいな感じのあらすじ。
こういうジャンルの映画見てる時って、
あーだこーだ推理しながら見るやん?
どんでん返しの度にやっぱりな!みたいな。
それがねえ、どんでん返しの連続で途中から思考ストップ。
もう全員怪しくて疑わしくて何が本当かわからんようになってきて、
まさに劇中の主人公と同じような気持ちになっていくわけです。
ほとんど予想は外された。
終盤はざわざわするね。
これだけで十分楽しめる上に、さらに根底に深いテーマが見て取れる。
最後にも関わってくるからあんま言えへんし、
ぶっちゃけ俺もまだあんまわかってない。
しかしなんてオチが言いたくなる映画なんだ・・・。
ああ言いたい・・・。
脚本が天才すぎる。
ゲーム
/ 東宝ビデオ
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